2014年6月1日日曜日

グラフで見るバブル崩壊後の製造業

GNPの統計も探してくるべきだったと後悔したけど、まぁ折角作ってみたので貼る。因みに内閣府のページ行ったら統計貰える。産業別のが欲しければなんかgoogle先生に訊いてみるといい。誘導してくれるから。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html


先ず、製造業の1994-2012年の前年比増減率で見てみる


これ全部前年比なんで、リーマン・ショックでガックン落ち込んだのが翌年ガッツリ盛り返したりってのがよく分かる。


で、お次は1995年度の産業別内訳。


大体比で見ると製造業が3%ほどサービス業より大きい感じ。で、次に大きいのが卸売業。また情報通信産業はこの時点では3.5%に過ぎない。また自民党パワーなのか建設業は全体の9.4%、金融業は8.4%を占めてる。







今度は2012年度の内訳。



やっぱり一番大きいのが製造業で、次いでサービス業、卸売業が追う展開。一番伸びてるのが情報通信産業で、2012年度はGDP全体の6.5%にまで拡大してる。約1.8倍になってる。ついでに建設業は5.8%まで縮小。加えてなんだか普通に生活してる分には金融業が活況という気もするけど、GDPで見ると寧ろ縮小してる。前年比で経年の増減見ても基本的には減少トレンド。だから個人投資を増やしましょうって政策を打つわけだ。



で、ふわっと言うと確かに足元で産業の空洞化は進んでるのかもしれないけど、未だに製造業は結構強いわけだ。やっぱり実際製造業に行った人達に聞くと「いやだいぶ前からガンガンオフショアしてるよー」みたいなお話も聴くわけで、ものづくり日本のイメージが現実にどこまで有効かは分からないけど、とりあえずGDPで見る限りこんな感じになってる。

で、なんかこの辺りもう少しさ、経団連の企業内訳なんかも含めてもう少しお勉強できたらなと思う。なんでAmazonさんはもっとこの辺の関連書籍kindleに上げちくり〜。マクロ経済史みたいなところに言及する書籍って全然置いてないんだよなぁ。

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